【Binance Futures】バイナンス先物がどんなものか見てみた BitMEXと差別化出来てアリかも
ここ1ヶ月で出来高がうなぎ登りのBinance Futures
BitMEX同様無期限先物ですが
人気の理由はなんだろうかと思って早速見てみました
- 手数料面ではどうか?BitMEXとBinance Futuresを比較
- 出来高、流動性に関してはどうなのか
- レバレッジ、清算に関しては少々複雑
- 使いやすさはどうか、UIを見てみる
- BTC建てではなくUSDT建て
- 総評
- 実際に使ってみたよ!レバレッジ125倍の恐怖…!
Binanceは先物取引所として、ややこしいですが
Binance FuturesとBinance JEX Futuresがあります
これらは別々なので今回はBinance Futuresに関して
書いていこうと思います
まず重要な面は手数料ですね
こちらになっております
手数料面ではどうか?BitMEXとBinance Futuresを比較
30日の取引量に応じて手数料が変化する仕組みのようです
とりあえずVIP 0と考えて
Binanceはメイカーが0.02%、テイカーが0.04%ですね
同じ無期限先物のBitMEXと比較すると
BitMEXはメイカーが-0.025%、テイカーが0.075%
また、9月13日から3ヶ月の間は手数料50%オフのようです
こうなるとメイカー0.01%、テイカー0.02%と破格ですね
簡単に書くとキャンペーンを除くと
成行注文が多い方はバイナンスが安くなり
指値注文が多い方はBitMEXが安くなる感じですかね
両方とも半々くらい使う方は総合はBitMEX
の方が安くなる感じでしょうか
funding rate、所謂スワップですが
こちらに関してはほぼBitMEXと同じで8時間ごとに徴収
徴収時間はMEXと違うので注意したいですね
ここ最近はほぼ0.01%のようです
出来高、流動性に関してはどうなのか
これに関しては圧倒的にBitMEXですね
大口のトレーダーはBitMEX安定だと思います
ですが1取引あたり10枚以下程度ならバイナンス先物でも
問題ない程度の板はありそうです
10枚成行でスリッページは2ドル前後と考えると
板は十分あると思います
それなりに取引されてるんじゃないでしょうか
大口トレーダーでない限り流動性に関しては問題なさそうです
BitMEXですが上記に書いた手数料含めメイカーが圧倒的有利なため
ご存じの方も多いと思いますが
椅子取りゲームみたいに馬鹿でかい板のbotが割り込んできます
出来高を増やしていく可能性が高いかもしれません
レバレッジ、清算に関しては少々複雑
複雑なのでこちらにリンクを貼っておきます
ここでは簡単に説明していきます
レバレッジはデフォルトで20倍になっています
1BTC=10,000USDTで計算し、証拠金に50,000USDとします
100BTCを10,000USDTでロングした場合
証拠金が50,000USDなので所謂20倍フルレバ状態ですね
Initial Margin: 1,000,000 * 0.05 = 50,000 USDT
Maintenance Margin: 750,000 * 0.01 + 200,000 * 0.005 + 50,000 * 0.004 = 8700 USDT
Collateral: 50,000 - 8700 = 41300 USDT
Liquidation Price: 10000 - 41300/20 = 9587
計算がポジションサイズや選択したレバレッジによって
違うのであくまで目安ですが
レバレッジを選択せずデフォルトの20倍
上記の条件でロングをした場合10000ドルから9587ドルまで
最大で125倍までのレバレッジをかけることが出来るみたいですが
125倍では50,000USDTを超える注文は出来ないとのことです
使いやすさはどうか、UIを見てみる
こちらは実際の取引画面となっております
うーんよくも悪くもでしょうか
BitMEXというよりはbitflyer FXに寄せてきているような感じですね
割と使いやすそうな感じではある
問題は特殊注文の少なさでしょうか
bitflyer FXにあったOCO注文やIFD注文がないです
かなり便利だったので是非実装して欲しいところ…!
この辺の日本人向けChrome拡張とか作る人いたら割と需要ありそうな
もしいたらコメント等で教えてください!
BTC建てではなくUSDT建て
BitMEXはBTC建てで注文も何ドルかで注文ですが
こちらはUSDT建て
個人的にはここは大きなメリットだと感じてます
まず注文がドルではなく、1BTCロング、5BTCショート等
BTCの数量で注文になりますので
直感的で非常にわかりやすいと思います
MEXのドル単位の注文に慣れている方はいいと思いますが
個人的にあれはやりにくくて…
また証拠金がUSDTになるのでBitMEXと違い
証拠金のリスクヘッジのショートの必要性が低いと思います
そもそもテザー自体が信用出来ないって方は
多いとは思いますが…自分もそうです()
ですがBTC建ては上昇相場時はいいですが
下落相場時にヘッジショートを建てて…など
考えることが多くて、面倒だと感じる方にはメリットでは
総評
現在Binance入金中で実際に使ってないので
なんとも言えませんが良い具合にBitMEXと差別化
出来てて人気が出そうな感じがします
手数料半額ですとだいぶ安いので一回使ってみたいかなと
筆者も入金が出来ましたら実際に試してみる予定です
BitMEXの嫌いなところは見てから指値じゃ
まず約定しないところなんですよね
あとは注文が通らない点ですが、ここ最近は改善したと聞きます
実際に使わないとわからない点もあるかと思うので
またなにかわかりましたら追記していきたいと思います
では今日はこの辺で!
-------------追記10/22-------------
実際に使ってみたよ!レバレッジ125倍の恐怖…!
OTOKOの125倍ロングやべえ
— Requin (@requin_c) October 19, 2019
下ヒゲ1本でロスカやんけ
たのむで pic.twitter.com/FmmIcwIo3b
早速レバレッジを125倍にして
OTOKOのロングをキメてきました
結果を知りたいかい?
翻訳
やあ!君のビットコインのポジションは強制ロスカットされたよ!
さて使用感ですが、自分的には良かったです
ツイッターにもいくつか書いていますが
MEXの嫌なところがこの1分足やとMMbotみたいなのにサンドイッチされて全く動かんタイミングあるのなんだよね
— Requin (@requin_c) October 22, 2019
大してBinanceFuturesは割とすんなり動く
っていうか雑な売り買いがおおいw https://t.co/2GxJ6E74M5 pic.twitter.com/ShXdTdjElW
MEXと比較するとレンジ中でも成行が飛ぶところですね
指値注文の約定のしやすさは見たらすぐわかると思いますw
これがバイナンスクオリティ https://t.co/b9dgr0XHYQ pic.twitter.com/ziW0GroMLV
— Requin (@requin_c) October 19, 2019
125倍もあってかヒゲは伸びやすい印象です
雑な成行エントリーが多く感じるので
逆張りスキャルパーには凄く立ち回りやすいと思います
注文はサクサク通ります
注意する点がストップ注文がSTOP LIMITしかなく
指定価格を下回った際に指値を出す形式になってます
ですので、例えば7700ドル割ったらストップを成行で出したい場合は
トリガー価格7699、指値価格7500にする等すればいいかと思います
で、強制ロスカットされた際に気付いたのですが
ロスカされるまでの間に微妙に時間差がありました
BinanceFuturesの価格はロスカット価格まで到達していましたが
マーク価格がロスカ価格になってからしばらく時間差があって
ロスカットされました(20秒くらいだったような…)
恐らくヒゲ対策で多少の猶予時間があるんだと思います
以上こんなもんで使用感でした!
参考になれば幸いです
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